私は、給料日にお金を頭に投げつけられた。
たったの7万である。
そのお金が無ければ、生活出来なくて、
泣きながら拾った。20年たった今もその風景を忘れられない。
私の両親ならば、そんな金、こっちから叩き返してやりな!そう言っただろう。
私は、本当にプライドの無い女である。
私は、家を出たかった。実家には帰りたく無かった。行く場所は、アパート以外無かった。
しかし、私もまだ22歳。私も、こいつを裏切って、遊んでやる。
この生活費の7万を全部洋服代にしてやる!
そう思って、家を出ていた。幼い子供の手を引いて。交通費は無いので、歩いて、抱っこして、その7万円を全てを使おうとしたのである。
旦那への復習だった。
しかし…私は、そのお金を使う事が出来なかった。
せっかく働いたお金だとゆうこと。
子供の為のご飯を買わなくてはいけないとゆうこと。
私は、知らず知らず本当に母親になっていた。
母親になるとは、こういう事なのかと、思ったのである。
私は、なんとかして、借金を乗り越えなければと思った。後100万あれば、元の生活に戻れるのでは?と思っていた。
自宅に戻り、郵便受けを見た。団地特有の個人が作った求人が入れられている。
やばい系の水商売である。
tobe Continued…